ジュエリーの基礎素材ガイド

ジュエリーはデザインや天然石だけでなく、土台となる素材で使い心地や長持ち度が大きく変わります。ここでは人気の4素材 「SV925」「14kgf」「樹脂」「316Lステンレス」の特徴・魅力・お手入れをまとめました。

1. SV925(スターリングシルバー)

特徴

銀92.5%+銅など7.5%の合金。純銀より強度が高く、繊細なデザインにも適します。

魅力
  • 上品でやわらかな白い輝き
  • 天然石やパールと好相性・季節を問わず使いやすい
  • 加工性が高くディテール表現に向く
注意点とお手入れ
  • 空気中の成分や皮脂により 変色(主に硫化) することがあります
  • 使用後はやわらかい布で拭き、密閉袋+乾燥剤で保管
  • 黒ずみはシルバークロス/専用クリーナーで。ロジウムコーティング品は研磨剤を避ける

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2. 14kgf(14金ゴールドフィルド)

特徴

真鍮芯の表面に14金を厚く圧着した素材。金層は重量比で1/20以上が基準で、一般的なメッキよりはるかに厚く色味が長持ち。

魅力
  • 高級感のあるゴールドカラー
  • メッキに比べ耐久性・耐摩耗性に優れる
  • 金属アレルギーが出にくい傾向(※個人差があります)
注意点とお手入れ
  • 汗・化粧品が付いたまま放置するとくすみの原因
  • 使用後にやわらかい布で拭き、湿気を避けて保管
  • 強い研磨剤や薬品はNG

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3. 樹脂(レジン)

特徴

軽く透明感があり、成型・着色の自由度が高い。ドライフラワーやフレークの封入など表現が豊富。

魅力
  • 非常に軽く耳への負担が少ない
  • カラー・形のバリエーションが豊富
  • 季節感・トレンドを取り入れやすい
注意点とお手入れ
  • 高温・直射日光・紫外線で黄変/変形の恐れ
  • 強い衝撃で割れる場合あり/表面硬度が低く擦り傷に注意
  • 乾拭きが基本。アルコール・溶剤・除菌シートは不可

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4. 316Lステンレス(サージカルステンレス)

特徴

医療器具にも用いられる耐食性の高いステンレス合金。汗・水に強く、日常使いに最適。

魅力
  • 錆びにくく変色しにくい
  • 金属アレルギーが起こりにくい傾向(※すべての方に当てはまるわけではありません)
  • お手入れが簡単
注意点とお手入れ
  • 汚れは中性洗剤のぬるま湯でやさしく洗い、柔らかい布で水分を拭き取り
  • 研磨剤や強い摩擦は微細な傷の原因に

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まとめ

SV925の上品な白い輝き、14kgfの贅沢なゴールド、樹脂の軽やかな自由度、316Lのタフさ。素材の個性を知ることで、好みとライフスタイルに合う一本が選びやすくなります。

※金属アレルギーには個人差があります。ご不安な方は素材・金具変更についてお気軽にご相談ください。